得意か好きか


得意ではないと分かってるけど、それをすることが好きなこと。たくさんある。
自分よりもアイデア多彩で、情報処理能力も高い、そういう人はたくさんいるはずなので、自分は建築設計が決して得意な方ではないと思っている。けれど、好きである。
好きだけでやっていけるか、それは無理だろう。
得意でないことはやらない方がいいかというとそうでもないと思っている。たとえ得意でなくとも、その分野で自分にしか出来ないことを見つけられればそれをやる価値はある。
自分にしか出来ないこと、まだまだ頭を使うことではなく、作業力程度しか思いつかないけれど。自惚れながら少しづつ自分にしか出来ないことを身につけてきたつもり。そのために少しは苦労をした。そして、これからも自分にしか出来ないことを見つけるのが大きな課題である。

好きで続けていけば上達していくほど甘くないだろうから、目標は必要である。
例えば、誰よりも法規に詳しくなる、文化施設の設計経験を蓄積する、とにかく新しい知識を一日一つ身につける。体力だって立派な武器。

違う道で自分しか出来ないことが見つかるかもしれない。そこに対するアンテナも日々持ち続ける。