チームラボアイランド 学ぶ未来の遊園地in神戸港

身体の動きと映像や動きがリンクしていて、子どもたちはすごく楽しんでいた。

https://island.team-lab.com/event/kobe

ぬり絵、滑り台、積み木、ケンケンパ、誰でもがやったことがある遊びもテクノロジーを使えば、こんなに面白くなる可能性があるんだよというメッセージを感じた。

個人的に面白いと思ったことは、遊園地というだけあって、人が集まる場所がデザインされているので、子どもたち(大人も)は他者との関係を持たざるを得ないし、他者との関係をもつようなアトラクションばかりだということ。

自分が描いたぬり絵が水族館の水槽の中にいるんだけれど、そこには他の子どもたちが描いた絵も浮かんでいる、私の子どもはまだ視野が狭い感じがしたけれど、大きくなれば他の絵を見ていろんなことを感じるんだと思う。

滑り台や積み木でもリアルな世界の物に映像が反応するようにデザインされているが、1人でできる者ではなく、まちを他者と一緒に作ったり、円形のテーブルを他者と囲って遊んだりするようになっていた。他者のふるまいを見て何かを感じるというのは、とてもいい経験になると個人的に思っている。

子どもたちには色んなことを感じて欲しいが、このイベントの内部が少し暗いというのも意味があるように思えた。映像を映すことが理由だと思うのだけれど、その暗さによる怖さを感じることも大切にしてほしい。

多くの人が集まるので遊ぶためには並ぶことを我慢しないといけない、でも息子は頑張って並んでいた、並んででもやりたいかどうか、それを考えることもこれまた大切なように思う。

それにしても多くの人で溢れていた。遊びの体験に美しさが兼ね備えられていたと思うので、あのような体験を子どもの頃に積み重ねることは未来を作ると思う。