公共の意味

県営公園にある300円で入れる水遊び場に行ってきた。

300円でここまで遊べるだけあって、土曜日はたくさんの人で混んでいた。主に小さな子ども連れのファミリーが多く、楽しそうな人で溢れていた。

他人と場所を共有しながらハッピーでいられることは貴重なことで、実は簡単ではないように思う。利用料金は対価を求めるものであり、それ相応の楽しみがないと満足できないし、それに対する不満は他人に向けられることも多いように思う。例えば、移動のために料金を払う電車が混んでいて座れなくても、そのことに不満を感じる人は少ないと思う。利用料金を低く設定できることはとても価値のあることだ。もちろん、300円を安いと感じるかどうかという議論もあるのだが

コンテンツに対しての料金設定を安くできる近道として公共財産(税金)を投じることはとてもわかりやすい。儲けを考えると、料金設定を下げるハードルは上がってしまう。公共財産のための資金源が税金だけではない、という可能性は現代は広がっているのだと思う。クラウドファンディングなどで、同意の集合として公共財産へ資金投資するという手法や仕組みが今はある。