育ちと周囲

息子が通っているスイミング教室に教室の様子を初めて見に行った。

頑張っている様子をみて、すごく嬉しかったし、「楽しい?」と聞くと「楽しい」と答える。子どもは純粋に楽しんでいるし、将来、水泳を続けなくても、習うということは価値あることだと思う。

嫌と思えばやめればいい、というのが個人的な意見で、やりたい、楽しい、のならやってみるという言葉を尊重したい。

印象的な場面があった。教室の送迎バスに向かって怒りを露わにしている周囲の大人がいた。多分、子どもたちが騒いでいて、そのうるささに腹が立ったのかもしれない、いや、バスの窓を開けて騒いでいたことに、危険だと注意していたのかもしれない。後者であってほしいが、前者であるのなら、残念だ。子どもに対して無制限に寛容であることはないと思うが、子どもの行動の意味は理解すべきと思う。子どものやんちゃな行動は未来につながっているように思うし、そうした行動を許容できる心理とシステムを持つ社会はいい循環を持っているような気がする。