環境が与える影響
こどもがふと、「前に住んでいた家は公園が周りにあって良かったなー」と言った。
前に住んでいたのはいわゆる住宅地で、都心に電車勤務するひとたちが多く住むような地域だった。たしかに家の周りに公園が多く整備されていて、居住地域の快適性、子育てのしやすさは感じていた。
今住んでいるのは淡路島でいわゆる地方、田舎である。子どもいわく、「周りは畑ばかり」なのである。
移住してから一年未満なのでまだ環境に慣れていないということも考えられるけれど、思うところがあった。それはやはり環境からうける影響は大きいということ。
前の街には4年ほど住んだけれど、そこでの経験が子供に与えた影響は大きい。それは、「遊ぶのは公園で」ということである。住宅地だと、家の前はすぐに道路があり、ほかに遊べるところは無いので、公園でしか遊べない。そのことが子どもに遊ぶのは公園で、という固定観念を育んでしまう。
公園が無い場所、畑でどう遊ぶかとういことを考えられることは大切で面白いことだと思う。そういう意味で、住む場所を変えたことは良かったのかもしれない。でも、遊びを発見することの面白さを伝えてあげられないと。