デジタル・ヴァナキュラー

秋吉さんのレクチャーを聞く。

4象限の構図が素晴らしかった。納得。

馬場さんのコメントに納得した。設計もプロセスも参加者も違うのでこれまでにない新しい建築が作り出されている。まさに。

私が関わるBIMはある意味でこれまで通りの建築生産プロセスを変えるものではあるけど、全体にはこれまでの建築生産プロセスの上に乗っているといえるような気がして、そういう視点でVUILDの試みと根本的に違うということなのかな、という気がした。

デジファブの文脈でものづくりを考えると、製作も変えることがことが出来るので、エンジニアリングの課題設定が変わるというところもとても面白かった。どう作るか、作るためのコストの壁が(なくなるとまでは言わないにしても)少なくなったときに、エンジニアリングの向き合うベクトルが変わるということは、本当にあるような予感がする。