父性的経営から母性的・子性的経営へ OPEN VUILD#13
ZOOMで開催されたレクチャーに参加
登壇者は秋吉浩気(VUILD)、佐宗邦威(BIOTOPE)、米良はるか(READYFOR)
3人の経営者が父性、母性、子性について議論、その議論は社会を分析しようとする態度で、社会に対して自分たちがやろうとしていることの分析であるように感じた。そのきっかけとして連関する3つの性格がメタフレームとして用いられ、フレームがあることで一つ一つの議論が具体的で理解しやすく未来につながるものになっていくような気がした。3つのフレームは関連しながらも相互逆説的な部分があるので、議論がわかりやすかった。
議論はアフターコロナに及び、この時代を我々がどう生き、どうなっていくのか、課題を予見し、それぞれができることは何かを考えることでよりより生活を作ろうとする姿勢がオンラインの場にあふれていた。
父性、母性、子性の根源には生があり、生きることをつきつめると何か共通項があるだろう、多様性を一つの言葉で片づけるのではなく、一旦分類することで、多様性があぶりだされる。ソーシャルディスタンスが強要され、個人が強調される時代において、自分をみつめることはこうした分類から始まるのかもしれない。
父性、母性、子性について、秋吉氏のSNS発言に佐宗氏、米良氏がリアクションしたことがきっかけ。
それぞれの定義
父性:力、権力 母性:愛、包み込む 子性:未来、像
READYFORが母性が強いかも(米良氏)、BIOTOPEのコンセプトは命が生まれる場所、母性の中の子性、VUILDは3つの事業、自律(幹)、分散(葉)、協調(根)
ロゴについて、ロゴには意味が表現される。意味→シンボルへの変化、時代を超える。
経営者像の変化=社会・時代の変化、多様な価値観
アフターコロナ、withコロナ
物理空間の必要性、物流と人の動き、軍隊から宗教へ
モノに力を与えて自律的に生きていく時代(母性と父性の間)
オンライン会議の反応は子供と大人で違う、リモートネイティブになる子どもたちは我々が感じる課題をサラリと飛び越えるのかもしれない。
出会うことのありがたみが薄れたSNSの時代に改めて出会うことのありがたみを感じるという時代でもある。
現実空間でしか感じられないこと、個人的ストレスがたまることが予見され、それは危機である。