地方暮らしはエコか

菅内閣総理大臣が2050年のカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを発表し、エネルギー消費、再生エネルギー利用、カーボンプライシングなど様々な視点でエネルギーを有効に使っていくことが求められる社会への変革が進んでいることを感じます。

そこで、自分の状況はどうなのか、について考えてみたりしています。地方暮らしというのは何となくエコなイメージを自分でも持ってしまうような気がしていますが、本当のところどうなのか。

エネルギー消費について。地方は車での移動が多くなる。私が住む地域は電車が走っていないので地域の公共交通機関はバスのみで、本数も少なく不便である、自然と自家用車での移動が多くなる。今乗っているのはガソリン車なので、排気ガスをバンバン出しながら移動している。仕事で大阪方面に出る時は高速バスの停留所まで車で向かうので排気ガス出しながらガソリンを消費している。

家のエネルギー消費については、両親と一緒に住むことである程度省エネに出来ているような気がしている、オール電化エコキュート使っている。蓄電池に興味はあるがイニシャルが高くて手を出せない。蓄電池を使っても、電力消費量は変わらないので、コストカットと需要ピークを避けた電力利用ができるということなのかもしれないが。

エネルギー利用については、両親が設置してくれた太陽光発電設備を利用している。家を仕事場として利用しているので、昼間家に誰もいない家庭よりも少し電力利用はあるのかもしれない。システム化にすれば、太陽光発電電力をさらにうまく使えるのだろうか、これもイニシャルがかかる!?

身の回りのことをざっと眺めるとこんな感じだろうか。だが、もっと大きな視点も必要なのだと思う、普段食べている食品はどこからどういうカーボンフットプリントで手元に届いているのか、畑でとれた野菜を食べることがどのくらい脱炭素につながるのか。普段の自分の生活をスキャンしてカーボンフットプリントを数値化して欲しいくらいである。そんなサービスできたらいいだろうな。すぐに出来るわけではないと思うので、日々の暮らしについて知る、調べることを心掛けていきたい。